Winnyはパソコンの売り上げに関係あり
以前、慶應大学経済学部の田中助教授が「WinnyはCDの売り上げに関係なし」との調査結果を発表し話題となったことがあるが、この度我々が独自に行った推計によると「Winnyはパソコンの売り上げに関係する」可能性が高いことが明らかになった。
(参考情報)
■「WinnyはCDの売り上げに関係なし」慶應大学経済学部の田中助教授(InternetWatch, 05/03/08)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2005/03/08/6754.html
■防衛庁 パソコン7万台購入へ(NHK, 3/8)
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/03/08/d20060308000125.html
■借り上げ私物PC全廃へ ウィニー対策で神奈川県警(Asahi.com, 3/8)
http://www.asahi.com/national/update/0308/TKY200603080325.html
カテゴリー: 情報セキュリティ
今頃防衛庁にPCメーカーの営業が殺到しているんでしょうか?そのうちWinny関連株なんてできるかもです。
Winnyと情報漏えい
■ここに来て”鬼の様に”情報漏えい事件が勃発している。共通するキーワードは大企業あるいは公官庁と「Winny」だ。(Winnyとは?)Winnyとはファイル共有…
この少なくとも本体だけで70億円になる入札はどうなるのか興味ありますね。設定、保守を含めるとどんな額になるのやら。
やっぱり(OBの指導による)メーカー名指定とかあるんでしょうかね。
本当にPCが足りないのかというのが疑問だったりする。
たとえばAさんとBさんの二人に1台のPCが与えられているとすると、Aさんが使ってるときはBさんは使えず、Bさんが使ってるときはAさんが使えない。この状態に我慢できないどちらかが私物を投入することで二人とも好きなときに自由に使えるようになる。
しかし、もともと二人に1台与えられているってことは、一日フルにPCを使わなければならない状況だったとは考えにくく、公費を投じてPCを購入した結果、半日休眠状態のPCが2台、ということにならないだろうか。
そんな無駄遣いに近い状態にならないよう願うばかりである。
ハードウェアだけでお金が尽きたので、「ソフトは Winny で」かも知れない。
70,000台ですから、1台10万円すると70億円、20万円すると140億円となります。
デスクトップなら、結局家のパソコンで仕事をし、ノートブックなら、通勤途中で紛失するという話がこれから出てくるかもしれません。
仕事の仕方を変えることが必要かもしれません。
パソコンを購入するだけで問題が解決するわけでは当然なく、仕事の仕方、スタイル、カルチャー、情報管理の仕組みなどいろいろなアプローチを複合的に取り入れる必要がありますね。パソコン購入で対策済みとされてしまわないことを祈ります。