ディプロマミル(学位販売業者)対策に認定校データベースを公開
公的には認知されておらず、お金で大学や大学院の学位を発行するディプロマミルが問題となっている。
米国では地域ごとに中立の認定機関が設置され、大学が一定の水準を満たすものであることを認定しており、このような機関に認定を受けていない大学は非認定校として、公には評価されないことになっている。
これまで、認定校のリストなどが公開されておらず、ディプロマミルを抑制するためにデータベースの公開に至ったと思われる。日本でもいくつかの組織が学位販売ビジネスを展開しているようで、学歴詐称やあやしげな組織の資金源として使われたりすることもあるようだ。最近ではe-Learningの普及などで、国内にいながら海外の大学の学位が取得できるなどのキャッチセールスで非認定校が講義を提供していることもあるので注意が必要だ。
ちなみに現在を含め私がこれまでに関係している大学は全てれっきとした認定校です。(当然ですが。)
【参考情報】
Institutional accreditation system(U.S. Secretary of Education)
http://www.ope.ed.gov/accreditation/Search.asp
「ニセ学位」対策に米教育省がデータベースを作成(Hotwired Japan, Wired News)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20050209202.html
ディプロマミルに関する日本のリンク集(Yahoo!グループ ブックマーク)
http://groups.yahoo.co.jp/group/free_soft/links/university_001082961651/
カテゴリー: 人材育成
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