ウィルス作者情報提供者にMS社より25万ドル(2,800万円)提供
2004年5月に出現し、世界中に大きな被害を及ぼしたSasserワームの作者である19歳の少年が、5月に逮捕され今週8日に1年9ヶ月の保護観察と30時間の奉仕活動の刑が確定したことを受けて、マイクロソフト社からワーム作者特定につながった情報提供者2名に対し計25万ドル(約2800万円)が支払われたとのこと。一人当たり1400万円とすると結構な額だ。
これはマイクロソフト社が2003年から行っているマイクロソフト・ウイルス対策報奨制度(Microsoft’s anti-virus reward program)によるもの。
情報セキュリティの確保を狙いとした一アプローチとしても興味深い。
「セキュリティ賞金稼ぎ」という職業が成立する日も近い?
【参考情報】
Microsoft to Pay Reward to Sasser Worm Informants(Microsoft, 7/8)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2005/jul05/07-08SasserRewardPR.mspx
Interpol joins Microsoft in fight against cybercrime(Interpol ’03/11/5)
http://www.interpol.int/public/icpo/pressreleases/pr2003/pr200331.asp
カテゴリー: 情報セキュリティ
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