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ちょっと高度なセキュリティ県民セミナー(無事終了)

 今回新たなな挑戦ということでレベルを上げた県民セミナーを実施してみました。なんとか好評だったのではないかと思います。参加していただいた方のレベルがまちまちなので難しすぎるという声から、より深い内容をという意見もあったようですが。全体的なバランスとしてはうまくまとまったのではと(勝手に)解釈しています。

 今回は、セキュアブレインの星澤さんに、フィッシング、ボット、スパイウェアに関する最新動向についてお話いただきました。フィッシングで使われている最新の手口、裏マーケットの様子など内容はかなりディープなものでしたが、具体的な事例を中心にわかりやすく説明いただけたので分野外の方も楽しめたのではないかと思います。長時間にわたりボリュームのある内容を説明していただきましたが、皆さん最後まで興味深く聞いていただけたように見受けられました。

 JPCERT/CCの鎌田さんにはインシデントハンドリングの裏事情や米国のフィッシング対策の最新動向などについてご説明いただき、これもまた普段聞けない興味深いお話でした。関西方面でももっとこういう機会を持てると良いなと思っています。

 最後は私の方からなぜセキュリティ事故がなくならないかという視点で、今風の対策のあり方についてお話をさせていただきました。企業における現時点での3大リスクとしてWinny+Antinny、Webアプリ、情報紛失をとりあげこれまでとは少し違った視点で具体的対策の提案をさせていただきました。現状を踏まえた実際的な対策というのがポイント。結果的に今日の事件にも大きく関連してしまいましたが・・・。

 というわけで今回ご参加いただいた皆様ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。

 最後時間が押してしまい大変申し訳ありませんでした。今後気をつけたいと思います。

■情報セキュリティ県民セミナー ~セカンド・ステージ~
http://www.cmuj.jp/05pref/index2.html

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