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日本の情報セキュリティ高等教育の現状


これでいいのか!? 理工系大学院の絶句してしまう授業内容。(晴ときどき鬼瓦。)
http://www.okoshi.org/tadashi/bbs2/archives/000686.html

 私と入れ違いに日本に戻られ画期的なSNSの開発で活躍をされている鬼瓦さんへのトラックバック。

というわけで、そういう授業を期待していたのですが、これがはじまって見ると、なんと、そのへんの本屋さんの店頭に並べてある1500円ぐらいの新書によくあるような、「1時間でわかる企業セキュリティ ~ネット時代の常識~」みたいな本に書いてあるような内容なわけです。

 日本の大学院とアメリカの大学院では、社会的な背景や学生の気質の違いもあるので一概に比較できない気はするが・・。
 紹介されているような入門講義のニーズや必要性が全く無いわけでもない。技術系の職場であってもExploitを書く必要があるところは限られてるし、実際にはもっとそれ以前のレベルで改善や教育が必要な場合が多い。17799準拠のポリシー書ける人の方が需要が多かったりするのも事実。セキュリティという広範な分野で一つでも欠陥があると全体的なリスクになるので網羅的な知識というのも無駄ではない。ま、本来大学院でやるべき内容だとは思わないが。

 ネットワークセキュリティという分野自体、数年前まで大学の講義なんて日本に存在しなかったのだから、急遽担当することになった先生も被害者なのかもしれない。

 - ブラウザにおける□□□が漏洩すると、プライバシーの問題がおきる可能性がある。

  (1)Sugar (2)Cake (3)Cookie

「う~んと、え~っとなんだっけ、甘いやつ・・・。(1)Sugar かな?」

とかやってるのかな?

 今日こちらで聴講した講義では、「TCPセッションハイジャックの攻撃と対策のプログラム」、「フォーマットストリングExploitの作成」が宿題にでてた。こんなの日本の普通の大学でやったら逆に学生から文句が出るような気が・・・。

 他の講義はどうなんだろうか?ネットワークセキュリティの講義だけがこの状態だったのだろうか?

 いずれにしても鬼瓦さんの貴重な時間が、この講義に費やされてしまったのが一番惜しいかもしれない。

カテゴリー: 人材育成 タグ:
  1. 金床
    2005 年 1 月 28 日 01:28 | #1

    学生から文句というか、教授がタイー○されてしまったりして(笑

    つかご無沙汰してますヽ(´ー`)ノ

  2. 2005 年 1 月 28 日 11:41 | #2

    タイー○されないように頑張ります。

    つか金床さん!元気ですか~。Guardianとか頑張ってるようですね。

  3. 2005 年 1 月 28 日 12:59 | #3

    元気です~
    武田さんのブログ開始はうれしい限りです。

    Guardianはぼちぼち楽しみながら作ってます。
    Java製なのでバッファオーバーフローもフォーマットストリングバグもありませんよ(笑

  4. 2005 年 2 月 5 日 21:16 | #4

    理工系大学院の絶句してしまう授業内容

    アメリカのセキュリティ業界にいるので、これは他人ごとではないぞ。 武田さんの意見は良く分かるな。もと記事の鬼瓦さんの言いたい事も分かる。 この記事に対して「自分…

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