ホーム > 情報セキュリティ > Bluetooth盗聴用ブルー・スナイパー・ライフルの作り方

Bluetooth盗聴用ブルー・スナイパー・ライフルの作り方

携帯電話やPCの周辺機器の近距離通信に広く利用されているBluetoothの通信を1マイル(約1.6km)近くの距離からモニターすることのできるライフル銃(ブルー・スナイパー・ライフル)の作成方法が公開されている

同様の試みをRFIDに対して行ってはというScheier氏のブログ上のコメントが興味深い。

デバイス自身が信号を発するBluetoothでは、距離の2乗の割合で減衰するが(パッシブ型の)RFIDの場合は信号を往復させるため距離の4乗で減衰する。また一般にRFIDはBluetoothよりも長い波長を使用するため、アンテナサイズも巨大になってしまうと指摘されている。

パッシブなRFIDに対してはある程度大きな装置で数十メートル程度での盗聴が限界と思われるが、アクティブ型のRFIDや、短い波長を用いるものについては、今回と同様のライフルで狙い撃ち(盗聴)される可能性も否定できない。

【参考情報】
■How To: Building a BlueSniper Rifle(tom’s networking)
http://www.tomsnetworking.com/Sections-article106-page1.php

■Defcon 12’s Fear and Hacking in Vegas/BlueSniper(tom’s hardware guide)
http://www4.tomshardware.com/business/200408021/defcon-05.html#bluesniper

■Bluetooth Sniper Rifle(Schneier on Security)
http://www.schneier.com/blog/archives/2005/04/bluetooth_snipe.html

カテゴリー: 情報セキュリティ タグ:
  1. コメントはまだありません。
  1. トラックバックはまだありません。

CAPTCHA