営業マンにGPS携帯・管理強化へ?
防衛省に続き警視庁もGPS携帯を導入するとのこと。
警視庁は7日までに、全地球測位システム(GPS)付き携帯電話を使い、交番などで勤務する地域警察官の勤務状況を把握する独自のシステムを導入する方針を決めた。
外勤やそれに近い交番勤務だとやむを得ない気もするが、金融商品取引法対応・内部統制強化の一貫などとして営業マンにGPS携帯を持たせて管理するなんて時代になるのだろうか。
あまり話題にもならないうちに、最近の携帯にはかなりの割合でGPS機能が搭載されるようになっている。今後、監視やマーケティングなどの目的で利用されるケースが増えると位置情報の目的外利用など新たな問題の発生が予想される。
前のエントリーでも書いたが、導入にあたっては利用目的と範囲・手順を明確にしておくべきだろう。
【参考】
■交番の警官にGPS携帯・警視庁、管理強化へ(NikkeiNET, 11/7)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071107AT1G0701K07112007.html
■2007年以降、3G携帯は原則GPS機能搭載へ(ITmediaモバイル, 2004/5/18)
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0405/18/news034.html
カテゴリー: 情報セキュリティ
携帯
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「とんとかいも」です。
GPSによる監視を、「飛行機のブラックボックス」と同じように、とりあえず記録だけにとどめておき、なにか問題が発生した時のみ、所定の手続きを経て、時間をさかのぼって記録を照会するという、バッチ的な運用形態をとっても良いのではないでしょうか。
それなら、「監視されている感」が弱まり、常時携帯の義務付けも、比較的反感なく受け入れられると思います。
派遣社員がある企業に派遣されて退社するときは、会社の情報は持ち出せないので、すべての記憶も消去するなどといい始めるかもしれない。すると某カルト教団のように脳に電極をつけるなんてやるのだろうか。記憶を消去する側とされる側。その差はそのまま経済的な格差に結びつくだろう。。。(対策は1年前の記憶など陳腐になるぐらい、その企業が組織変更をしたり、ルールを変更したりして成長し続ければよい)
「とんとかいも」です。
2007年11月08日 15:34のコメントで「飛行機のブラックボックス」と書き込みましたが、「フライトレコーダー」の誤りでした。
少々遅きに失しましたが、お詫びと訂正まで。