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パーソナルBCMの勧め

HDDの障害でWindowsが立ち上がらなくなったラップトップが2台ほど眠っていたので、昔のデータを回収するため外付けのUSB-HDDインタフェースを購入した。固定的な用途に使うのであればHDD、電源、インタフェースが一体になったBOXタイプのものが良いだろうが、すでに所有している2.5, 3.5インチの複数のディスクをさくさく接続して使いまわしたかったのでインタフェースと電源が独立したNOVAC社の「IDE HDD つながーるKitUSB」「SATA HDD つながーるKitUSB」という商品を選択した。
usb-hd.JPG
接続はコネクタを繋ぐだけですぐに認識。とりあえず2台のラップトップからHDDを取り出し蓄積されていた様々なファイルを救出。デジカメの写真なども入っていたので助かった。次に250GB Serial ATAの3.5インチHDDの一部を使って現在使用中のラップトップのバックアップを作成。ユティリティを使えばディスククラッシュからのシステム・リカバリも可能なので心強い。取り出した昔のディスクはバックアップ用として使ったり、別途ケースを購入して持ち運びにも使えるので資源の有効活用にもつながる。また、生のディスクを接続できるので安価なバルク品を購入すれば安く済むし、取り扱いにさえ注意すれば場所をとらないので蓄積メディアとしても効率的だ。
ハードディスクの価格が安くなる一方、個人が管理するデータも重要かつ大容量化しているので、個人レベルでも、HDD障害などにおいて業務の中断を最小限に抑えるためのBCM(Business Continuity Management:事業継続管理)やDR(Diserster Recovery:災害復旧)を考える時代かもしれない。

ちなみに、HDDの物理コピーを行うセンチュリー社の「これdo台HEROプラス」と併用すれば、「なんちゃってフォレンジック」にも使えそうだ。

(参考情報)
■NV-UA2000 IDE HDD つながーるKit USB
ide.jpg

■NV-US2000 SATA HDD つながーるKit USB
sata.jpg

■KD25/35SP これdo台HEROプラス
kore-do.jpg

※各画像にはAmazonアソシエイトプログラムのリンクを設定しています。

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